先日、開催されました沖縄琉球展の様子をレポートさせて頂きます。
沖縄らしい色鮮やかな印象の帯や着物がずらり。
大変、目を引く作品ばかりでした。
沖縄の着物と聞いて思い浮かべるのはまず紅型(びんがた)ではないでしょうか。
染料ではなく顔料(がんりょう)を使用しているので色の発色がとてもしっかりした印象です。
続けて、何点かご紹介させて頂きます
色鮮やかで心が洗われるような色彩です。
ちなみに、紅型の型は何百年も受け継がれている柄を使用しているので現代のデザインではないのです。
伝統を今日に伝え続ける沖縄の心と言っても過言ではないかもしれませんね。
こちら正面アングルを変えて、作品のご紹介です。
こんなに作品が揃うことはそうそうありませんので、大変貴重な機会でした。
沖縄の代表的な技法に花織(はなおり)というものがあります。
地域によって技法が若干異なりますが、刺繍のような糸が浮き立つ表現を”織り”で製作されています。
柄のひとつひとつにも意味があるので、調べてみると面白いですよ。
昔の沖縄の人々が想いを込めた柄だと思うとまた作品を見る目が変わりますね。
他にも芭蕉布、宮古上布、久米島紬、琉球紬、ミンサー織りなど様々な沖縄の伝統的な着物や帯を拝見することが出来、目の保養をさせて頂きました。
さて、こちらは紅型体験コーナーの様子でバッグにご自身の好きな色を差して頂くという内容でご案内させて頂きました。
これらの顔料を使い、色を挿していきます。
皆様、思い思いのバッグに仕上げられていました。
以上、沖縄展のレポートになります。
また来年の5月に沖縄展を開催する予定ですので、お楽しみに。
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