先日、開催致しました。
きもの美術展〜ローケツ染めの世界〜のレポートになります。
ローケツ染め作家「狩野嘉一郎」氏による着物のお話を交えながら、作り手とお客様が直接繋がる機会を持たせて頂き、当店としても大変有り難く思います。
どういう風に染め分けしているのかを説明してくれています。
こちらは狩野先生が持参された「親父の小言」をご紹介されている様子です。
さて今回、当店のために狩野先生がわざわざ製作してくださった着物をこの機会に何点かご紹介させて頂きます。
こちらは夏物の小紋。羽織りやコートにしてもお洒落そうです。
透かしてみると夏虫が涼やかな雰囲気。
ローケツ作品を近くで見ると細やかな美しさが垣間見れます。
あえて枯れた花の色が表現に奥行きを感じさせてくれます。
影絵のようなメリハリの効いた作風もローケツ染めならではの雰囲気です。
最後にご紹介するのがこちらの大作。
徳島の外山良治氏の藍を使用し、製作された訪問着です。
染めを施されたのは浅井正文氏になります。
如何でしたでしょうか。
当店としても勿体ないくらいの素晴らしい作品ばかりで大変貴重な展覧会になりました。
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